まったく興味のわかなかったゴジラ。
どうせ子供だましの怪獣モノでしょ、と思っていたが。
いやいや、どうして。
むちゃくちゃ面白かった。
日本の政治システムとか安全対策のあり方とか、小難しいことを言う方もいるようですが、
確かに問題定義としての価値はあると思うけど、この映画で日本の何かを変えられるわけもなく・・・
単純に娯楽映画として楽しむのもいいんではないでしょうか。
私はとにかく怖かった。
ゴジラの圧倒的な破壊力に、ものすごい恐怖を感じた。
放射能の炎で東京を焼き尽くすシーンは圧巻。
この映画は絶対に大スクリーンでみるべきです。
そして、一抹の悲しさ。
うっかり陸に上がってしまったばっかりに、思いもよらぬ大攻撃を受けるゴジラ。
特に前段の焼き尽くしシーン直前に、背びれ(?)がピカーっと光るシーンは
まるでゴジラが泣いているように感じた。
後半はちょっとうまくいきすぎだなあ、と何点か思ったけど。
大団円にもっていくにはこれっきゃないかね、というところ。
